Chelsea: Casa Havana

評価:4/5点4 stars

本場に行く前に予習を、ということもあり最近気になっているキューバ料理。先週8th Avenueを歩いていたらCuba Cafeというキューバ料理屋があったので、近日中に行くつもりだった。だが調べてみたらもう一軒すぐ近くにあり、こっちの方が評判が良い。というわけで土曜日のお昼にCasa Havanaへと繰り出した。

Chelsea: Casa HavanaChelsea: Casa Havana

先週見つけたCuba Cafeからちょっと南へ下ったところだ。古典的なハバナのダイナーという雰囲気で、間口は狭いが奥行きはけっこうある。とはいえカウンターとテーブルが10もないぐらい。一番奥に厨房があっておばちゃんが何やら生地を捏ねている。

昼前なので席はたくさん空いているが、奥の二人掛けのテーブルに座らされる。後で知ったことだが昼過ぎになると混雑するらしい。

Casa Havanaの店内Casa Havanaの店内

量が多い、とアメリカ人が言うぐらいなのでやや恐れをなして軽そうなものを選んで注文。お伴にはコロナを一本ずつ。

Casa Havana: Frijoles NegrosFrijoles Negros

最初に登場したのは黒い豆のスープ。小豆に似ているがもっと黒い豆をどろりと煮込んだもので、見た目はぜんざいのよう。ただ、クミンや香菜といったスパイスの味がほどよくしてうまい。わりとしょっぱいが暑い国の食べ物なのでそんなものなのだろう。全体的なバランスは良い。

Casa Havana: Sandwich CubanoSandwich Cubano

キューバ風のサンドイッチというものも気になっていたが、現れたものはちょっと予想外。パニーニのような感じで、具はローストした豚肉にハム、チーズ、ピクルス。これも多分豚肉の塩が強めだが、しょっぱすぎるということはない。これまたうまい。味としては素朴だが素朴なゆえのおいしさがある。コロナを飲みながら食べていると、南国の暖かく湿った風に吹かれながらぼーっとしているような気分 ... にはまあなれないが、そんな場面に似合いそうな味なのはなんとなくわかる。

Casa Havana: Empanada de PolloEmpanada de Pollo

あとはは鶏のエンパナーダを注文してあったのだが、鶏だけはちょっと切れているので作ると5分ぐらい待つけどいいか、と言われた。どうせなら作り置きよりはできたてが食べたいので喜んで待つことしばし。揚げたて、熱々のエンパナーダが運ばれてきた。からりとさくさくに揚がっていてなかなかよろしい。具はわりとシンプルで思ったよりはだいぶあっさりした感じの食べ物だ。

他のテーブルの客はけっこう大きな皿におかずにご飯、豆などがどかんと盛られたものを食べている。キューバ料理の端っこを垣間見ただけだが、何となくどんなものが期待できるかがわかった気がする。本場の方がうまいかどうかは疑問だが、予習といういう意味だけでなく収穫のあった一食だった。


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