Prospect ParkのRobert Crayコンサート

ひょんなことからProspect Parkでは夏の間フリーコンサートがある、ということを知った。なるほど、ジュネーブでもやってるやつね、と思いきや、調べてみたらジャクソン・ブラウン、デイビット・バーン、ボニー・レイット、タジ・マハール、ジョン・スコフィールドといったそうそうたるラインアップ。さすがニューヨーク。


Prospect Parkのステージ
Prospect Parkのステージ

早速金曜日の晩、ロバート・クレイを見に出かけた。職場から自転車を走らせ1時間ほどでlulunと待ち合わせた67 Burgerへ。8時半過ぎ、だいぶ暗くなった街をProspect Parkへと向かい、公園の中を走っていると目の前を緑色っぽい光がひゅんと横切る。ん?と思ったらホタルのような虫が飛んでいる。しかもそこらにいっぱい。ホタルというものはきれいな水の近くにいるものだと思ったが、NYではわりと普通にいるものらしい。

そろそろ前座が終わる頃なのでステージへと急ぐ。近づくとだんだん音楽が大きくなって、ちょうど会場に着いた時には休憩タイムだった。すぐ近くにある自転車置き場(というか一時預かり所)にチャリを持って行くと、整理券に名前と携帯の電話番号を書けと言う。lulunは自分の電話番号を覚えていないのでちょっともたついた後、会場内へ。休憩タイムに入ったところだからか、入口脇の男性用トイレには長蛇の列ができている。これじゃ女性用は大変に違いない。

フリーコンサートとはいえ、一応一人3ドルの「寄付」が推奨されている。でも入口では手荷物チェックがあるだけですんなり入場。帰りに払えばいいや、とそのまま席を探しに行く。空いているように見える席もほぼ全て埋まっている。そりゃそうだ、ロバート・クレイがタダで見られるんだから、と後方の芝生席をぐるっと見て回り、適当なスポットがないことを確認して再度椅子席の方に行ってみる。すると最後列だが空いてそうな席があるではないか。隣のおじさんにきいてみると空いているというのでありがたく座って周辺を観察。

ステージ脇には主催者やスポンサーのテントが見える。ビールも買えるらしい。なーんだ、アルコール禁止じゃないんだ、とちょっと安心。なるほどトイレが混むはずだ。


ステージ脇のテント
ステージ脇のテント

辺りを見回すと観客は子供から年寄りまで幅広い。それも色々な種類の人が夏の夜のひとときを楽しみに来ているという感じだ。みんな楽しそうでやはり夏は街が華やかになる。一緒に楽しくなって待っていると、スポンサーらしい地元ラジオ局の社長か誰かの挨拶が入り、いよいよロバート・クレイの登場。

生でロバート・クレイを観るのは初めてだが、映像は何度も見ているので第一印象は「そのまんま」だ。腰高にギターを持つところ、低いマイクに背をかがめて歌うところなど、初めて見る気がしない。それにあの声にあのギター。本当に歌って弾くだけ、喋りは「サンキュー」だけとギミックゼロのステージが続く。地味だがタイトなバックも良い仕事をしている。キーボードなどはそのへんの不動産屋の親爺かなにかに見える。きっと同じスタイルで30年やってきたのだからある意味すごい。B.B.なんかはその倍ぐらい続けてるんだから改めて考えるとものすごい。


ロバート・クレイのステージ
ロバート・クレイのステージ

クレイによるとProspect Parkでの演奏は25年ぶりで、その時は雨に降られてそれ以来屋内に移されたと言っていたが、案の定雨が降り出した。最初は小粒だったがそのうち本降りに、さらに雷まじりの大雨に。


野外コンサートで傘はないだろう
野外コンサートで傘はないだろう

kameとlulunはちゃんと雨具を持参していたが、客席では傘を広げる輩が大勢。まだ控え目に低くさしている人たちはいいが、傘を高く上げて自分だけは見えるように(かつ後ろの人には見えないように)している奴らはけしからん。後半は結局席を立って見ていた。後ろの芝生席でくつろいでいた人たちは既に諦めていた。

8月に出るという新作からの曲をたっぷり、それにラストには代表作のSmoking Gunを披露して終了。アンコールもあったのだが自転車預かり所が10時までなので出口へ急ぐ。この頃には雨もほぼ上がり、爽やかな夜空の下を我が家へと走った。やっぱりライブはいい。夏の夜の野外ライブはもっといい。夏の間NY各地で色々ライブがあるはずなので、調べてもっと行ってやろう。

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コメント

調べてみたら、夏のライブはどうやら6月7月がメインみたいで、面白そうなのがほとんど終わっている。残念。まぁ、6月は引っ越しや何やらで忙しかったのだ。仕方ない。でも、夏はまだ続く。しっかり楽しもう!

プロスペクトパークからの帰り道、lulun のチャリがパンクするというアクシデント発生。わりと近くに地下鉄の駅があったのは強運を物語っているのか?翌日調べたら、鋭い刃物のような切れ方。おニューのタイヤがぐさり。パンクに強いタイヤを買うべきだったと kame は反省。NY の道ってガラスの破片を始め危険なものがいっぱい落ちているからね。夜道はそういったものが見えなくなるから危険増大。