Telluride(2日目)

Telluride では、中 5日あるので、2日滑って、1日休み、2日滑ろうと計画していた。ところが、朝起きて頭がぼーっとして少し頭痛がすると思っていた lulun の体調が徐々に悪くなった。頭痛が激しくなって、吐き気まで。kame の方はは少し頭が変だなという程度だったらしいが。

lulun が薬を飲んでベットで休んでいる間、kame がネットで調べてみると、どうやら高山病のようだ。(個人差はあるが、だいたい)2500m 以上のところにいると、数時間から1日で発症するらしい。一番良いのは、高度を下げて安静にしている事。そして、水分と酸素を取るようにすると良いとか。ダイアモックスという薬が効くらしい。

今まで、高い山には行ったことがあるが、昼間登っても夜には 2000m ぐらいのところには下りていたので、高山病になったことがなかったようだ。ユングフラウに行く観光客のほとんどが高山病にならないのは、ちょっとだけ高いところにいて、すぐに下りるからだそうだ。それにしても、kame と比べて、空気の薄いところで、歩いてもあまり息切れがしないし、アルコールのまわりもひどくない lulun の方が高山病になるとは。

とにかく、水分を取って、深呼吸をして様子をみていると、頭痛が和らいできたので、外に朝食に出ることにした。食べているうちに lulun の声にハリが戻ってきたので、kame も一安心。スキーへとはやる気持ちもあったが、食事中に吹雪になり始めたし、昨日買い物ができなかったので、今日はスキーは中止して Telluride の村へ買い物&散策に行くことに予定を変更した。村へ行くと、高度が 250m ほど下がるので、高山病にも良い話だし、村で薬が買えるかもしれない。

ジンジャーブレッドの飾り ジンジャーブレッドの飾り

昨夜は暗くて気がつかなかったのか、Telluride Mountain Village にジャンジャーブレッドで作ったクリスマスの飾りが広場に飾ってあった。

Telluride Mountain Village のゴンドラ駅 Telluride Mountain Village のゴンドラ駅

村 Town of Telluride とリゾートエリア Town of Mountain Village は無料のゴンドラで行き来することができる。外に出た時は、スキーリフトが動き出す 9時にはまだ少し早かったからか、人影がまばらだが、朝食を終えて店の外に出ると大勢の人が集まってきていた。日曜日だということも関係しているかもしれない。

Town of Telluride でゴンドラを降りてまず驚いたのは、ゴンドラ駅周辺にチャリが何台も止めてあること。冬の間中、置き去りにされているのかと一瞬思ったが、様子が違う。なんと、スノータイヤをはいた自転車だった。

Telluride:スノータイヤの自転車 Telluride:スノータイヤの自転車

どうやら、村人がゴンドラ駅まで自転車で来ているようだ。実際、吹雪の中をスキーを担いで自転車に乗っている人、買い物に来ている人など走っているのもちらほら見かけた。

Telluride:自転車屋 Telluride:自転車屋

自転車のスノータイヤをかなりの数売っているであろう自転車屋。kame もスノータイヤを欲しいようだが、路面の凍っている冬の NY で自転車に乗るのは危険だから阻止せねば。

Telluride という町は、コロラド州の南西部、ロッキーの山の中にある。周りを4千メートル近い山々に囲まれている。そのため、入植してきたのは遅く 1876年。そして、金が発見されて、鉄道がやってきてから一気に町が栄えたが、興隆の時代はわずか 50年ほど。その後、ほとんどゴーストタウン化していたが、近年夏はゴルフ、冬はスキーというリゾート地に仕立て直して、人が戻ってきたとか。

kame が、村の散策資料 Historic Walking Tour を見つけてくれて、それを見ながら村を見て歩いた。冬期は博物館が日曜と月曜はお休みなので運悪く見ることができなかったのは残念。

Telluride:鉱夫たちの寄宿舎だったという建物 Telluride:鉱夫たちの寄宿舎だったという建物

Tellurideのメインストリート Tellurideのメインストリート、Colorado St

手前から 2つ目の大きな建物が、1895年に建てられた Telluride のランドマークだった New Sheridan Hotel。後にオペラハウスも造られたとか。

Telluride:裁判所 Telluride:裁判所

その昔、Rio Grande Southern Railroad 社が開発した、車を改造してガソリンで走る鉄道バス Gallopping Goose が走っていた。現在は、再び車に戻って、Telluride の村を無料で走り回っている(実際は名前の使用権を借りた無料シャトルバス)。通常、本物の Gallopping Goose の内一台(Goose #4)が裁判所の横に展示してあるのだが、ちょうど Ridgway Railroad Museum で修理中だとかでなかった。Gallopping Goose 関連で見つけた情報では、Durango に Durango & Silverton Narrow Gauge Railroad & Museum (日本語のページもあるけれど、機械翻訳の様で読むと疲れる)というのがあり、観光列車を走らせている。車窓から眺める景色も良さそうだし楽しそうなので、もしもまたコロラド南西部に来ることがあれば旅程に組み込んでもよいかな。また Colorado Railroad Museum には、稼働可能な Goose が 3台あるそうだが、こちらはデンバーの郊外で行きにくそう。

Telluride 旧鉄道駅 Telluride 旧鉄道駅

Tellurideの初期の建物 看板建築 Tellurideの初期の建物 看板建築

Telluride Town Hall Telluride Town Hall

Telluride 雪国らしい景色 Telluride:雪国らしい景色

Tellurideの裏通り Tellurideの裏通り

kame と lulun にとっては、アメリカの田舎は初体験である(バーリントンは田舎だけれど、ニューイングランドなので「アメリカの田舎」からは外れる)。特に Telluride はゴールドラッシュを過ぎてからは、時代から忘れ去られていた所なので、途中でほとんど手を加えられず、西部劇の舞台に少しばかりモダンなものを取り入れたような世界に映る。

雰囲気の良い Floradora Saloon で昼食をとっている間、ますます吹雪は激しくなっていった。Baked in Telluride とそのそばのスーパーで食料を買い出しして帰ることに。日曜日のため、薬局は閉まっていて高山病の薬を買うことはできなかった(開いていても市販しているかどうかは定かでないが)。

Baked in Telluride Baked in Telluride

スーパーのポテトチップス スーパーのポテトチップス

ポテトチップスの袋がパンパンにふくれあがって、空気の薄さを物語っていた。おつまみ用に買ったローズマリーフレーバーのポテトチップスがおいしかった。

Breckenridge の Avalanche Ale Breckenridge の Avalanche Ale

コロラドのビールをいろいろと試したいが、バラ売りはしてくれないので、BreckenridgeAvalanche Ale を選んで買ってみた。スキーに来ているのに、少々恐ろしい名前。味わいがあって悪くはないが、薄いし香りがもう少し欲しいような。

高山病も一段落したようだし、明日からのスキーが楽しみだ。