メキシコ:1日目

1月16日(土):15,123歩

朝6時に起床、暗い。昨夜のうちにネットでチェックインを済ませ、空港では荷物を預けるのみ。ただし、デルタ航空の出発便が重なっているのか、長蛇の列。国内線とは違い、預け入れ荷物は一人1個までは無料。そこで、Heavy のタグを付けられるようなカバンを一つ預けて、持ち込み制限サイズぎりぎりぐらいのカバンを持ち込むという人が多い。アメリカからテレビを買って帰る人もいる。そんな具合だから、席の上の荷物入れはすぐにパンパン。我々が乗り込む前に、荷物のスペースがないとアナウンスが流れる。席の下に入らない荷物は、乗り込む前にキャビンアテンダントに預けることになる。早くこのシステム直さないと。

ニューヨークからメキシコまでは飛行時間 5時間の旅。時差は1時間。Telluride の時の教訓を活かして、セキュリティチック後に水とサンドイッチを購入しておく。機内ではソフトドリンクとスナックは出るが、食事は有料なのだ。ゲートに進むと、普段見慣れているよりも身体の小さな人がたくさん集まっている。メキシコ人はアメリカ人より小柄だ。

メキシコに到着まではほぼ予定通り。しかし、入管の前の列がすごい。メキシコ人の列、外国人の列もともに。整理のために張り巡らしているロープのエリアから人が溢れ出す始末。途中で窓口の数が増えたが、それでも通過するのに70分ほどかかった。メキシコ国内への食べ物の持ち込みが一切禁止なのだろうか、荷物受け取り後の出口で食べ物を持っていないかと質問を受け、軽く荷物チェックが入る。片隅にあった没収物の箱を見るとスナック菓子の類まで没収されていた。

ATM でメキシコペソを引き出して、タクシーでホテルへ向かう。暖かく、フィリピンやインドネシアに着いた時と同じような空気だ。少し頭痛がしたのは 2000メートル以上の高地だからかもしれない。

道端の食べ物がおいしいメキシコなのに、ウエットティッシュを持ってくるのを忘れてしまった。失敗。現地調達しなければ。

今回の宿は Alameda Central 公園の南にある安ホテル Hotel San Diego。周りに似たようなホテルが何軒も建っており、国内、海外の安パッケージツアーの大型バスが前の通りに停まっていることがしばしば。

Hotel San Diegoの部屋 Hotel San Diegoの部屋

ホテル到着後すぐに、宿の近くの市場に気になるスープ Pozole を食べに出る。

花市場 ホテルからすぐのところにある花市場

宿を出てすぐ左手に花市場が、右手の道を入ると食料品を扱う San Juan 市場がある。市場はどこも同じマークの看板があるのでわかりやすい。マークの下側にそれぞれの市場の名前が記されている。

ercardo de San Juan の肉屋 Mercardo de San Juan の肉屋

San Juan 市場の中に入ると、普通に営業している店もあるが、片付け中の店も。お目当ての土曜限定で Pozole(ポソレ)を出してくれる店は、おばさんが鍋を洗っている最中だった。時計を見ると4時半。5時ぐらいまではやっていると思ったが、ポソレは人気があるようだ。向かいの店のおばさんが「ご飯食べる?」と聞いてくれたがパスして、週末に屋台がずらっとでる Alameda Central 公園に行くことにした。

San Juan あたりの電気屋 San Juan あたりの電気屋

公園に向かう途中に、写真のような電気屋さんが軒を連ねているエリアが。このあたりはメキシコシティーのアキバ?

Palacio des Bellas Artes Palacio des Bellas Artes

読んだガイドブックの一つに「巨大ウェディングケーキ」と表現されていた Palacio des Bellas Artes。オペラや劇などが開催されるメキシコのランドマークの一つ。

その横に大きな Alameda Central 公園が広がる。各種屋台がたくさんでている。初メキシコの lulun にとっては大抵の食べ物およびそのプレゼンテーションの仕方が新鮮で興奮しながら見て歩く。

Alameda Centralの屋台 Alameda Centralの屋台

その中からまずは、食べたい物の筆頭に上がっていた tlacoyos(トゥラコヨス)の店を発見して食べることに。しかもリスト上位にある青いトウモロコシの粉で作った生地。嬉しいね。

Alameda Central北側の教会前の道路 Alameda Central北側の教会前の道路

さて、Alameda Central の北側で??な道を発見。右側通行と左側通行が途中で入れ替わる信号箇所。なんで、こんなことになってしまったのだろう?

Alameda Central Alameda Central

この公園内のベンチが実に妙で、柵で囲んでベンチのエリアと主張している。このベンチエリアが等間隔でいくつも並んでおり、ただベンチに座っているだけなのに、ちょっと目立ってしまう。

公園を散歩しながらトウモロコシを食べ、メキシコ人ウォッチング。メキシコ人は、他人との距離が近い人たちのようだ。ニューヨークでは、どんなに混み合っているところでも、他人と体が触れないように注意を払いすり抜けるように通るけれど、メキシコではこちらがかわそうとしても、相手にその気がないのでぶつかってしまう。そして、ぶつかったからと言って、とくに誤るわけでもなく、何事もなかったようにしている。このあたりかなり感覚が違っているな。そして、カップルのスキンコンタクトがすごい。ニューヨークから来た者の目にさへ「スゴイなあ」と映るのに、日本から来たらどう見えるんだろう。

街歩きを楽しみながらながら Zocalo 広場まで歩く。

ハイチ行き救援物資が集合ハイチ行き救援物資が集合

Zocalo に面しているカテドラル前に、かなりの数の警官たちがいるなと思ったら、メキシコ市民がからハイチへの支援物資が続々と集まってきていた。手で持ち込む人もいるけれど、水のボトルなどをごっそり置いて行く車の列が絶えない。

ハイチ行きトラック ハイチ行きトラック

支援物資を搭載してハイチに向かうらしき大型トラックも停まっている。メキシコも25年前にすさまじい地震を経験している。この支援物資の集まり方は、地震の痛みが分かる人が大勢いることを物語っているのだろう。

それにしても、メキシコの夜は街灯が少なめで暗い。

Alameda Centralに戻り再び屋台で軽く食べた後、kame がチェックしていた老舗のチュロス屋に向かったが、店の外まで人が溢れている。あまりの混雑に席で食べるにはどこに並べばよいのかといったシステムが分からない。夜は甘い物で比較的軽めに済ますことの多いメキシコ人だし、特に週末の夜だから混んでいるのだと思われるので、今日はとりあえず諦めることに。

Sol とチチャロン Sol とチチャロン

宿のそばのコンビニで水を買うついでにビール(ライムと塩入 Sol)とChicharrón スナックを購入(チチャロンは豚の皮を揚げたもの)。そして、ウエットティッシュも。道端の食べ物がおいしいメキシコなのに、ウエットティッシュを持ってくるのを忘れて、いつも携帯している1パックしかないという失敗をしていたのだ。

今回利用している宿の人は英語ができない(一人だけできる人がいるらしい)。部屋中香料付きの消毒液のにおいが充満。これは豚インフルエンザ以来の対応なのかもしれないが、そこまでするかというぐらい匂う。部屋は広く、ベットも大きい。ただ、そのベットが驚くほど固い。ホテルのベットは柔らかすぎるのが不満なことが多いが、固すぎると思ったのは初めて。ペットボトルを1本とグラスを置いてくれている以外はほとんど何もない。エアコンがあるのかどうなのか分からないが、寒い。朝晩はかなり冷え込むのに暖房が入らないようだ(ただし日中は夏のように暑い)。これでは風邪をひくと、毛布を追加でもらう。部屋は禁煙なのに、時折空気口からタバコの匂いが流れてくるのは不満。そして、このホテルに限ったことでなく、町中がそうなのだが、床が傾いている。もともと湖だたところの埋立地なので、地盤沈下をしているのだ。