Montréal 近郊:4日目

8月24日(火)自転車で Nominingue から Mont-Tremblant へ

昨夜は冷え込んだようだ。朝起きると窓が結露している。古い建物で窓も古く二層のガラス窓ではないから。しかし、8月からこれでは冬はどうなるの?

宿の美味しい朝食を頂いてから出発準備。部屋にトイレがないとこういうとき不便。しばらく様子を見ていたけれど全然空かない。結局宿のオーナー用のを貸してもらう。宿泊客はみんなほぼ同時刻に出発。lulun のチャリはここでも注目を浴びる。まるでカワイイ子犬を連れているようだ。会話のきっかけになってくれる。

Nominingue 湖 Nominingue 湖

快晴、サイクリング日和でなにより。今日は、Mont-Tremblant の Le Village までの53キロを走る。

ツリフネソウ ツリフネソウ

Nominingue あたりは湿地が多く、花も多い。鮮やかな色のツリフネソウ。

Rivière-Rouge (L'Annonciation)駅 Rivière-Rouge (L'Annonciation)駅

出発から17キロのところにある村 Rivière-Rouge の駅舎跡。

Rivière-Rouge (L'Annonciation)のパン屋 Rivière-Rouge (L'Annonciation)のパン屋

お菓子系が主流のパン屋さん。パテとシンプルなパンはあるもののちょっと昼食向きではないので、おやつ用にワイルドブルーベリーケーキだけ購入。とても美味しかったが、実はシロップ沢山なので買ってからどうやって食べようかと焦った。Subway でスプーンをゲッドして解決。こういう店に魚や肉のパテがあるのは、フランスの流れなのだろうか。

スーパーはあれども、田舎なので調理したものはなく食材メイン。仕方がないから Subway でサンドイッチを買うことにする。中に挟むものからソースなどなどいちいち細かく指定しなければいけないアメリカ方式。選択肢は少なくていいからまともなものを置いて欲しい。サイズもアメリカサイズなら、お味もファーストフード・アメリカン。この手のチェーンは可能な限り使いたくないと改めて確認。

Rivière-Rouge Rivière Rouge

Rivière-Rouge には同じ名前の Rivière Rouge という川が流れている。文字通り「赤い川」。このあたりの土地には鉄分が多く含まれているので、水が錆の色になってしまうらしい。水を飲むと鉄の味がしてマズい。この辺りで作られる野菜は鉄分豊富なんだろう。そして、この辺りの人は貧血知らずなんだろうな(多分)。

Rivière-Rouge 製紙業の元作業員寮 Rivière-Rouge 製紙業の元作業員寮

Rivière-Rouge (L'Annonciation) にあった昔は製紙業の作業員寮だった建物。今回走っている廃線になった鉄道は、もともと木材を運ぶのが中心だったらしい。廃線跡の先には鉱山がある場合がほとんどのアメリカと違い、カナダは木材が豊富。紙で富を築いたのか。紙王というのは、いまひとつ迫力に欠ける。現在のこの辺りの三大産業は、林業、農業、観光業だそうだ。

平日なのにチャリダーが多い。週末はさらにすごいのだろう。カタチから入る人が多いようで、ほとんどの人がライダースーツを着ている。格好はバリバリチャリダーで、走りはみていて危なかしい年配のご婦人も。NYだと日頃からスポーツしていますといったライダーが多いけど、カナダはお年寄りも多いし。そしてかなり豊満な体型の方も。頑張って身体を動かしてと応援したくなる。さらには、電動自転車でツーリングしていたりと、楽しみ方が違うようだ。途中で電源が切れたりしないのだろうか心配だ。

La Macaza近くの橋 La Macaza近くの橋

La Macaza近くの橋。こちらは P'tit Train du Nord のルート上の橋。

Le Pont de la Macaza 屋根付き橋 Le Pont de la Macaza

橋を渡ったところに、説明文があったので振り返ったら屋根付き橋(壁もあるけど)が。ルートを外れて見に行く。

Le Pont de la Macaza 屋根付き橋 Le Pont de la Macaza

1904年にできた 100歳超えの Le Pont de la Macaza。昔、ケベック州には1000近くの屋根付き橋があったが、現存しているのは100ほどだとか。

Le Pont de la Macaza 屋根付き橋 Le Pont de la Macaza

屋根付き橋で第一に思い出すのはスイスはルッツェルンの橋。いままで考えたことなかったのだけれど、何故屋根を付けたのだろう?雪の重みで橋が落ちないようにの雪よけ?こんな勾配の少ない屋根だったら屋根に積もってしまう。しばらく思いを巡らした結果、昔の橋は木だったので、雨風、太陽にさらされているとすぐに傷んでしまうので橋の寿命をのばすための策なのだろうという考えで落ち着いた。

Labelle駅にあったCaboose Labelle駅にあったCaboose

Labelle で休憩。かつての Labelle駅はお手洗いやカフェのある休憩スポットになっている。近くに Caboose(車掌車)の展示も。Danbury の鉄道博物館で知って以来、お気に入りになった Caboose に乗り込んで記念撮影をしてしばし遊ぶ。

地図によると、この休憩スポットには水場があるはずなのだが見当たらない。自動販売機はあまり飲みたいと思えないすごい色のスポーツドリンクが主流だし、お手洗いの水道の水?と思っていると、ペンキの缶を手にした仕事中のおじさんがやってきて、茂みに同化している水道で缶に水を入れた。座っていたところのわりと近くだったのに気がつかなかったな。おじさんに救われた。おじさんの登場以降、数人が水を汲んだところを見ると、みんな見つけられなかったようだ。目立つように看板をつけていて欲しい。

休憩中に、パンクをしたとおぼしき人がチュープを出して修理を開始。周りのチャリーダーたちは親切に自分の持っている修理道具を提供したり手伝ったりしている。チューブを膨らますとあり得ないぐらいにでかくなった。タイヤの3倍近く。自転車ではなく他の乗り物用なのではと思うほど。あんなチューブがタイヤの中におさまっていたのが不思議なくらい。伸縮率のすごいチューブがあるのだろうか?ついつい成り行きが気になり、修理の具合を最後まで眺めてしまった。チューブは何故だか無事にタイヤにおさまり、修理も成功だった模様。

Labelle から10キロ以上続くうんざりするほどの直線を走り抜けたら Le Village までは、もう一息。湖のほとりに別荘が眼につくようになり、観光地が近いことが感じられる。

本日の宿泊地、Mont-Tremblant のLe Village に到着。Le Village の旧駅舎を利用した休憩所兼観光案内所は観光客でにぎやかだ。ここは、チャリダーでない避暑客も大勢立ち寄るスポット。自転車を置いて、資料を物色したりしていると、kame と lulun のチャリに注目が。チャリを見ながら数人立ち話。なんだか、気恥ずかしくて自転車に近づけない。人が離れた隙に戻って、出発の準備をしていると、人懐っこい夫婦がやってきて盛んに話しかけてくる。人好き、話し好きでこんなにまで気さくな人がいるんだなと感心するほど。

Mont-Tremblant の宿 Gite du Roupillon Mont-Tremblant の宿 Gîte du Roupillon

宿は、Le Village からリゾートエリアの方に向かう途中にある Gîte du Roupillon。明日は休息日なので、ここには2泊。

Mont-Tremblant の宿 Gite du Roupillon Mont-Tremblant の宿 Gîte du Roupillon

部屋をアップグレードしてくれて、屋根裏の一番いい部屋に。ラッキー。ここは客室が3つだけのこじんまりした宿。オーナーは地下に住んでいる?と思ったら、坂に建っていて、道路側からだと地下に思えるが、裏側の下がったところに広がるお庭に面したところに部屋があるようだ。

Mont-Tremblant リゾートエリア Mont-Tremblant リゾートエリア

一休みしてから、kame がチェックしていたビール屋へ。山の方に入ったところにあるんだなと、地図を頼りにチャリを走らして、この辺りかなと思っているところで、突然目の前に観光地が出現してびっくり。まだ、地理が頭に入っていないので、自分たちが向かっていたところがリゾートエリアの中心地だと認識していなかった。あたりに何もない寂れたところにぽつんと建っているイメージでいたのだ。

Mont-Tremblant リゾートエリア Mont-Tremblant リゾートエリア

ここはカナダの東海岸きってのスキーリゾート地。避暑地としても賑わっていて、親子連れが多く、若者だけのグループはほとんど見ない。彼らには別の遊びに行くエリアがあるのだろう。日本人も含めアジア人も多数出現。ラティーノにユダヤ人と様々なひとがやって来ている。モントリオールを離れてからはアジア人、見かけていなかったな。

P1030611.JPG 水とピタ

La Diable でビールを飲みながら Fish & Chips を食したらかなり満腹に。食べた時間が早いし、夜中にお腹が空くのも嫌なので軽く、フモスとファラフェル入りのピタなどをお腹に入れて帰ることにした。スーパーで買った4リットルの水と記念撮影。鉄の味のする水は好きではないので、水飲み lulun はたっぷり水を確保。

大きい地図
このエリアの Google Map には自転車道が出ていないので、走った道とは若干ずれている。