バナナの花とポメロ

ようやく念願のバナナの花を購入。見つけたときが旅行前だったりなどタイミングが合わない出会いが続いていたのだ。その間に良さそうなのを常に置いている店を見つけたから、今後は大丈夫。


バナナの花
バナナの花

バナナの花を調理するのは2回目。前回は神戸でやったはずだけど、画像を探してもないし、記憶がほとんど消えているし。記録に残しておかないと駄目だ。どこで入手したかさえ思い出せない。かすかな記憶と、新たな情報をたよりに新鮮な気持ちで調理。


バナナの花
バナナの花

バナナの花は、花びらを一枚はがす毎に一見気持ち悪いモノが出てくる。これってバナナ予備軍だよね。将来バナナになる部分だったところ。しかし、実る前の子たちは食べないので除去。(前回は蕾のまま輪切りにスライスしていったような気がする。ってことは予備軍も食べたのかな?)

どうやって食べようとしばし悩んで、始めてバナナの花を食べて感動したベトナム料理の和え物 Goi Hoa Chuoi(ゴーイ・ホア・チュオイ)に決定。

刻んだバナナの花びらはアクが強いので酢水かレモン水にしばらくつけておく。


Goi Hoa Chuoi
Goi Hoa Chuoi バナナの花の和え物

灰汁抜きが終わったバナナの花を、ミントとコリアンダーとタイバジルとエシャロットとピーナッツを刻んだものと、パームシュガー、ショウガ汁、醤油、唐辛子、ライム汁、油を合わせたもので和える。

うまいよこれは。バナナの花は味がほとんどない。歯ごたえを楽しむもの。味は一緒に和えるものとのバランス次第。欠かせないのが、新鮮なハーブたちの香り。そして、柔らかな味がベトナム料理の素晴らしさ。バナナの花はこれが一番のような気がするけれど、また買ってきて火を通す料理も試そう。食感がアーティチョークになるらしい。それもまた楽しそうだ。


ポメロ
ポメロ

今回、バナナの花の和え物に入れて、よい仕事をしてくれた一つががポメロ。柑橘系は種類がものすごい。ポメロもいろいろあるようで、今回使ったのは、ピンクグレープフルーツをポンタンサイズに巨大にして、渋みを押さえて、水分少なめにしたもの。皮をむこうとした途端に淡いピンクが顔を出した。


ポメロ
ポメロ

袋を破いて実が成長している。kame は腐海の植物みたいだと表現。皮も食べてやろうと、kame はポメロ・ジャムに少々加えようと、lulun は砂糖漬けを作ってパンやお菓子に混ぜ込もうと企んだ。それぞれ別のやり方で、煮て、サラシてとやったところで、山椒のように刺激が強いということを思い知った。アクとか言うレベルではない。二人とも使い物にならないと諦めた。


ポメロ・キャラメル
ポメロ・キャラメル

kame は皮なしでポメロ・ジャムを作っているとき、味見をしながら今ひとつジャムにもむかないな生で食べるのが一番かなと思っていたらしい。それが、ちょっと火のそばから離れているうちにジャムを通り過ぎてソフト・キャラメルに。この失敗が良い方に転んで、苦みのある大人好みの味。なかなか良いよ。


空芯菜と豚のヤム
空芯菜と豚のヤム

バナナの花とポメローの和え物を作ったときに一緒に用意したのが、空芯菜と豚のヤム。こちらはタイ料理の和え物。バナナの花も少々拝借し、コリアンダーの葉や揚げタマネギを加えて和える。

ベトナム料理のゴーイとタイ料理のヤムは使う調味料がとても似ている。なのに、ゴーイは上にも書いたようにマイルドで上品な和え物、ヤムは辛くて甘くて酸っぱくてという鮮やかな印象の和え物に仕上がる。同時に食べたのは始めて。ベトナム料理とタイ料理をしっかりと比較をするのも面白い。ベトナム、行きたいな。