New Orleans:2日目(寝台電車の旅2)

水, 2010-12-01 20:35 - Amtrak Crescent NYC -> New Orleans New Orleans駅に停車中の機関車 AMTRAK, New Orleans Station
Amtrak Crescent NYC -> New Orleans New Orleans駅に停車中の機関車 AMTRAK, New Orleans Station
New Orleans駅に着いた Amtrak Crescent号

朝ゆっくり目に起きて朝食に行くと、食堂車がいっぱい。もうすぐ降りる人がたくさんいるアトランタに到着する頃なのに何故?と思っていると、車掌さんが来て、電車が1時間以上遅れていることを教えてくれた。みんなのんびりしている理由が解けた。そして、外の景色が今ひとつ南部っぽくなっていないのもそのためなのだろうか?しばらく待つと席が空いて案内してもらい、朝食にありつく(食堂車の話はこちら)。

アトランタが近づいてくると、まさに「風と共に去りぬ」のような空気。今でも南北戦争の頃の空気を感じることができるぐらい変わっていないって、スゴイ。それ他で、アトランタで思いつくのは、コカコーラとオリンピック。いずれにしても、街としても面白みに欠く土地だ。座席に通過する沿線の街のことをコンパクトにまとめたリーフレット(Crescent Route Guide)が置いてあり、読んでみるとアトランタには2005年に完成した世界最大の水族館があるそうだ。そこだけ気になる。

Crescent Route Guideは、全く知らないアメリカの町のことを大まかに知るには手頃なリーフレットで、旅の暇つぶしにもなるしなかなか楽しい。ニューヨークの部分に、ウォールストリート、ブロードウェイ、マディソンアベニューと3カ所の名前が挙がっているのだが、kame は毎日マディソンで働いているのにマディソンアベニューが広告業界の代名詞ということを知らなかったそうな。無縁の業界と言えど、灯台下暗し。

アトランタを出てしばらくしてから時計の針を1時間遅らすことになる。ニューヨークとニューオリンズは時差が1時間あるのは認識していたけれど、よく考えてみたら、所要時間は30時間でなく31時間。更に遅れたまま進み続けると夜7時半到着予定が9時になり、32.5時間乗ることになってしまう。今日の夜遊びはないかも。lulun と kame は若くもタフでもない。

昼食の前に lulun は上の段のベットに上がってお昼寝。完全に身体を横にすることができるのはありがたい。

水, 2010-12-01 13:43 - Amtrak Crescent NYC -> New Orleans
Birminghamの町Amtrak Crescent NYC -> New OrleansBirminghamの町
Birmingham Station付近

昼食中にアラバマ州のバーミンガム駅に着いた。今日の電車はトラブル続きなのか、ポイントが故障していているためホームに入ることができずに、一旦駅を通り過ぎてから、バックしてホームに入った。バーミンガムで降りる人たちには、心配しないように車掌が説明していた。日本だったら、いい加減にして欲しいと嫌気がさすぐらいうるさく車内アナウンスがあるのだろう。

火, 2011-12-27 22:57 - Birmingham 駅付近
ポイント故障で直にホームに入れず、一度駅を通り過ぎてから、入り直す。Birmingham 駅付近ポイント故障で直にホームに入れず、一度駅を通り過ぎてから、入り直す。
Birmingham駅を最初に通り過ぎて停まった位置

南に下がってきて植生は変わったけれど、相変わらず木が茂っていたり、沼地があったりするだけ。たまにぽろぽろと人が住んでいたり、産業らしきところに町ができているものの、潤いが感じられない。生まれたくもないし嫁にも行きたくないような退屈な土地が続いている。南に来るほど水に浸かったところが多くなった。もともと沼地が多いエリアなのか?それとも最近大雨でも降ったのだろうか?

水, 2010-12-01 15:35 - Amtrak Crescent NYC -> New Orleans アラバマかミシシッピーあたりの風景Amtrak Crescent NYC -> New Orleans アラバマかミシシッピーあたりの風景
アラバマかミシシッピーあたりの風景

昼食後にくつろいでいると、車掌さんが水のボトルを持ってきてくれた。朝食後にベットを片付ける作業をしたときにも新しい水のポトルとトレペを置いて行ってくれたし、乗客として&人間としてまともに扱ってもらっているようで気持ちがよい。飛行機とは格段に違う。快適で旅をしているという気分をしっかりと味わうことができる。時間がないとできない旅は人間らしさに通じるものがあると改めて思う。

水, 2010-12-01 16:44 - Amtrak Crescent NYC -> New Orleans アラバマかミシシッピーあたりの風景Amtrak Crescent NYC -> New Orleans アラバマかミシシッピーあたりの風景
アラバマかミシシッピー辺りの夕焼け

食後は kame がベットに上がってお昼寝タイム。時間帯が変わったこともあるけれど、3時過ぎると太陽は夕方の光になってしまっている。NYより南にある分陽が出ている時間は長いだが、もうすぐ冬至だ。天気がよくて夕焼けがきれいだった。

食堂車での4度目の、そして最後の食事を終えてくつろいでいると、車掌さんが後1時間ほどで(8時半頃)ニューオリンズに着くと教えてくれた。少し遅れを挽回してくれたようだ。

21時15分にニューオーリンズの駅に到着。約32時間の旅だった。32時間という時間は、予想外にまったく苦痛ではなかった。10時間の飛行機の方がよほど到着を待ちわびてしまう。ゆったりとしたスペースの中で、電源の心配も無く、のんびり過ごした。こんなにのんびりすることって普段の生活ではない。たまにこういった時間を設けるのは良いことかもしれない。iPhone以外では通信ができないというのも大きかっただろう。

親しい人と別れる時のように車掌さんと別れの挨拶をしている乗客がいる。チップの習慣に慣れない lulun であるが、降り際に小額を手渡して、気持ちのよい旅をさせてくれたお礼を示す。どうも、ハグをして感謝を伝えるという行動ができない日本人気質なので(こんな時だけ)。

水, 2010-12-01 20:34 - New Orleans駅 線路には砂利の代わりに貝殻 AMTRAK, New Orleans Station
New Orleans駅 線路には砂利の代わりに貝殻 AMTRAK, New Orleans Station
New Orlenas駅の線路

ホームを歩いていると、線路に貝殻がしいてあるのを kame が見つけた。敷石ならず、敷貝。こんなの初めて見た。

駅からホテルまではタクシー。街灯が少なく暗い。少し明るくなったところで車が停まったので、一安心。ホテルは一番繁華な通り Bourbon Streetのすぐそばにあり、音楽や人の声の音量の割には暗い感じがする。こういう街なのだろう。夕食も済ませたことだし、今日は早く休もう。

木, 2010-12-02 09:29 - Prince Conti HotelPrince Conti Hotelの部屋 Prince Conti Hotel
Prince Conti Hotel

今回のホテルはFrench Quarter(フレンチクオータというエリア)にある Prince Conti Hotel。泊まった部屋は窓がない。繁華なエリアでは、外の喧噪が入っていこないから静かに眠ることのできる良い部屋なのだとか(廊下や隣からの音は響く)。しかし、一日中暗いので気を抜いていると、いつまでも起きられない。

水, 2010-12-01 20:55 - Prince Conti Hotelの部屋 
Prince Conti Hotelの部屋
Prince Conti Hotelの部屋

部屋はかなりゆっくりとスペースがあるし、お風呂場も広い。しかし、非常口の図面を見ると我々の部屋が一番狭い。他の部屋はどれだけ広いのだろう?5-6人泊まれるぐらいふんだんにタオルを置かれていた。嬉しいけれど、なぜ?

水, 2010-12-01 20:56 - Prince Conti Hotelの部屋 Prince Conti Hotel
Prince Conti Hotelの部屋 Prince Conti Hotel
Prince Conti Hotelの部屋

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