New Orleans: Dooky Chase's Restaurant

評価:3/5点3 stars

旅先で最初のまともな食事は大事だ。いろいろな意味でその後のベンチマークになるから、なるべくその土地の食べ物を概観できるものがいい。そこで選んだのがYelpで評判の良かったDooky Chase's Restaurantだった。ビュッフェもやっているので初心者にはちょうどいい。

外観

場所はFrench Quarterから北へ15分ほど歩いたところ。ちょっとヤバそうなエリアだというのでストリートビューで見てみたら、確かにいくらか荒んだ空気が漂っている。でも昼間だし交通量の多そうな通りを真っ直ぐ歩いていけば行けるので、普通に警戒して歩けば大丈夫なはず。

やや緊張しつつすたすた歩いてたどり着いてみると写真で見た通りの質素な建物があって、幸いOpenの看板も出ている。ちょっと入りづらいがドアを開けて中に入ると、けっこう広くてちゃんとした「レストラン」が(間違っても「食堂」ではない)広がっている。案内のねえちゃんも丁寧で、席についてビュッフェ二人分、と言うと、ちゃんと料理の説明をしてくれる。しばらくして別のねえちゃんが注文を取りに来た。この人もきちんとしていて気持ちがいい。外の空気と店内の空気のアンバランスが妙でおかしい。

木, 2010-12-02 12:13 - Dooky Chase's Restaurant
店内Dooky Chase's Restaurant 店内
店内

ビュッフェを注文するとまずスープが運ばれてきた。鶏肉、ダイコン(?)干しエビ入り。魚介のダシが効いてちょっとスパイシーで、フランス的な洗練がある。うまい。お伴のガーリックトーストもおいしい。これでこの店の水準がかなりのものだということがわかった。

スープとガーリックトースト

お昼時ということもあり、ぽろぽろと客が入ってくる。黒人が多いが、みんなきちんとした身なりでけっこう上の方の階級の人たちらしい。別室ではなにやら会食している人たちもいる。

ビュッフェ ビュッフェ ビュッフェ

続いてビュッフェを攻める。二人の第一ラウンドはこれ。早くも身体が野菜不足を感じているのでサラダは外せない。

第二ラウンドはこちら。

ご飯と豆が実にカリブ的でここがキューバからそう遠くないことを思い出す。ソーセージが辛いのはメキシコ的。

面白いのは茹でたニンジンだと思っていたものが蜂蜜で煮たカボチャだったことだ。甘くて蜂蜜の香りがぷんぷんなので口にした直後は頭が混乱した。むむ?芋か?と思っていたが、今になって考え直すとカボチャに違いない。あんな色の芋は見たことないぞ。

木, 2010-12-02 13:03 - Dooky Chase's Restaurant
ピーチのデザートDooky Chase's Restaurant ピーチのデザート
ピーチのデザート

デザートはピーチ入りのケーキ。コーンフラワーではないかとlulunは言う。カリッと焼けた表面が香ばしくてなかなか良いが、これはまあ普通の部類。ピーチは缶詰かな。

オバマ来店の写真

店を出るときに玄関ホールの壁を見ると、オバマが来た時の写真がでかでかと飾ってある。こんな所に来たのか、とちょっとびっくり。よく見ると別の小さな写真にブッシュも写っている。あとで調べてみたらここの店主のばあちゃんはけっこう有名人で、ホワイトハウスにも招かれたことがあるそうな。それでも全く気取らず、相変わらずこんなところでこんな店を続けているのは気に入った。ビュッフェじゃなかったらもっとうまいかな。味も確かだし、一種独特な体験ができる店として覚えておきたい。

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