Strasburg: Red Caboose Motel

評価:3/5点

Red Caboose Motelは以前にlulunがアーミッシュツアーで訪れた時に目撃して以来、一度は泊まってみたい宿としてリストアップされていた。なんたってカブースに泊まれるのだからこれは興奮するのも当然だ。

土, 2012-10-27 09:15 - Red Caboose Motelのカブース群Red Caboose Motelのカブース群
Red Caboose Motelのカブース群

事前調査の段階で実はカブースを改造した宿はほかにもあることがわかったが、ストラスバーグの東にあるこのRed Cabooseが立地という点では群を抜いて良い。Hotels.comから予約できるのでさっさと二人用の部屋を取った。

土, 2012-10-27 09:13 - Red Caboose Motelのカブース群Red Caboose Motelのカブース群
Red Caboose Motelのカブース群

畑の中を走っていると前方にNational Toy Trains Museumの瀟洒な建物、次いで色とりどりのカブース群が目に入る。おお、これか、と初めて見るkameはその壮観ぶりに驚嘆する。なんたってカブース39台、その他の車両4台がずらりと並んでいるのだ。東北部の鉄道会社のペイントが多くて楽しいが、中にはカリフォルニアのカブースも。

土, 2012-10-27 14:36 - Red Caboose MotelRed Caboose Motel
Skunk Train(カリフォルニア)のカブース

土, 2012-10-27 09:45 - Red Caboose MotelRed Caboose Motel
受付

受付のある建物は一見普通だが、両側に食堂車を擁している。貨車の端っこが突き出ているがこれは単なる装飾か。受付で名前を告げると、おばちゃんはそんな予約は入っていないと言う。幸いiPhoneに予約確認メールがあったので見せると、奥に行ってHotels.comに電話しているようだ。だいぶ待ってからOKよ、部屋番号は46ね、と鍵を渡された。半日走った疲れた身体で最悪の事態は回避できて一安心。

土, 2012-10-27 14:35 - 郵便車Red Caboose Motel
郵便車

だがその46番の部屋は郵便車でカブースではない。郵便車に泊まれるのはそれ自体は悪い話ではないが、カブースに泊まるものだと思っていたのだからちょっとしょんぼり。郵便車は4つに仕切って部屋にしているので狭いし窓もない。紅葉の盛りの週末だから混んでいることは予想できる。二日目の土曜日の晩は明らかに混んでいたので、通常のカブース部屋は予約した時点でもう満室だったのかもしれない。

金, 2012-10-26 17:39 - Room 46Red Caboose Motel
46号室

金, 2012-10-26 17:39 - Room 46Red Caboose Motel
46号室

金, 2012-10-26 17:39 - Room 46Red Caboose Motel
バスルームは車両の横に増設してある

部屋自体は普通のホテルと比較したら見劣りするのはやむを得ないが、一通りの設備はあって狭いがそれなりに快適に過ごせる。板張りのアーチの天井は郵便車らしいところだ。受付付近からWi-Fiの電波は届いているようだがなぜか接続できない。3G付きのiPadがあって良かった。

土, 2012-10-27 09:12 - Red Caboose MotelのバギーRed Caboose Motelのバギー
バギー

敷地は元々農場のようで、経営者家族が住んでいるらしい家屋に、納屋、サイロ(展望台になっている)もある。山羊や鶏といった動物もいるし、ゲーム小屋があって子供を遊ばせる工夫もしているようだ。ピンボールがあるのも嬉しい。受付の裏にはけっこう大きな売店もあって、これが食堂車からよく見える。食事をしながら目についたものをあとで買いに行く、という客の行動を期待してのことだろうが、この戦略はうまくいっているようだ。バギーで周辺を回るツアーもあってこれもそれなりに利用されているようだ。

土, 2012-10-27 08:53 - Red Caboose Motelの食堂車から見える売店Red Caboose Motelの食堂車から見える売店
食堂車から見える売店

土, 2012-10-27 18:47 - Red Caboose Motelの売店Red Caboose Motelの売店
売店

ついた日の晩はストラスバーグに食事に行ったので、食堂車で食べるのは翌朝が最初となった。日頃から朝はあまり食べないのでkameがフレンチトースト、lulunがベーコンエッグチーズマフィン、それにコーヒー。コーヒーはもちろん薄くてアメリカンなのだが、ポットで出てくるのはけっこう嬉しい。料理の味もなかなかまともで、二日目の朝に食べたパンケーキなどはバターミルク入りだというのだが特に牛乳で作ったものと変わりはなくてけっこううまい。これは夕食もけっこういけるかもしれないと期待が膨らむ。

土, 2012-10-27 09:11 - Red Caboose Motelの食堂車Red Caboose Motelの食堂車
食堂車

土, 2012-10-27 08:46 - Red Caboose Motelの食堂車Red Caboose Motelの食堂車
食堂車の内部

土, 2012-10-27 08:55 - フレンチトーストRed Caboose Motelの朝食
フレンチトースト

土, 2012-10-27 08:55 - ベーコンエッグチーズマフィンRed Caboose Motelの朝食
ベーコンエッグチーズマフィン

日, 2012-10-28 09:01 - パンケーキとソーセージRed Caboose Motelの朝食
パンケーキとソーセージ

食堂車の西側の窓(売店とは逆側)から外を眺めると畑の向こうにEast Strasburg駅の機関車、手前の道路には行き交う馬車が見える。馬車を見て喜んでいる客はまだ着いたばかりだということがよくわかる。なかなかいい眺めだ。

土, 2012-10-27 09:12 - Red Caboose Motelから見えるEast Strasburg駅の機関車の煙Red Caboose Motelから見えるEast Strasburg駅の機関車の煙
Red Caboose Motelから見えるEast Strasburg駅の機関車の煙

このあたりは夕食の選択肢が少なく、自転車なのでせいぜいストラスバーグまでしか行けない。Yelpで見たところ行くに値する店はほとんどない(なにしろ「農産物が豊富な土地なのにインスタントのマッシュポテトを出す」と憤慨されるほどだ)のでRed Cabooseは宿泊客でなくてもちょっと貴重な存在なのだ。

土, 2012-10-27 18:10 - サラダRed Caboose Motelの夕食
サラダ

メニューを見てまともそうなものを、と自家製ミートローフにフライドポテト、それにローストポークとザワークラウト、マッシュポテトという組み合わせを選択。フライドポテトは"fresh cut"、マッシュポテトはわざわざ自家製とされているところに注目した。そうでなくっちゃ。いずれもサラダかスープが付属するが、野菜に飢えている二人はサラダを選択。「飲み物は?」と訊かれたので「何ある?」と訊き返したら「コーラ、スプライト ...」だめだこりゃ。

土, 2012-10-27 18:18 - ローストポークとザワークラウトRed Caboose Motelの夕食
ローストポークとザワークラウト

まず残念だったローストポーク。裂いてあるいわゆるプルドポークの状態で出てくるのだが、皮がないしパサパサして味がしない。この店の料理全般に言えることだが、塩コショウが少なくて味に締まりもない。そうか、ここはドイツ・オランダだから客が自分で調味するのか、と思ったがそれは英国の影響ではないかとlulunが正しく指摘する。確かにドイツで料理に塩を振った記憶はない。ザワークラウトもあまり味がしないのはちょっと不思議。マッシュポテトは滑らかで軽い感じなのはとても意外だ。これはけっこううまい。

土, 2012-10-27 18:19 - ミートローフRed Caboose Motelの夕食
ミートローフ

ミートローフも予想以上に柔らかくてあっさりしている。ちょっと甘めのソースがやや蛇足の感があるが、これはまあまあいける。フライドポテトはやすがにけっこううまい。こうでなくっちゃ。

料理は期待したほどではなかったし、カブースに泊まれなかったのも残念だが、朝食はけっこういけるしまた機会があったら今度こそカブースに泊まってやりたい。ここは1970年頃からあるそうだし、人気もありそうだからこのまま頑張ってもらいたいものだ。


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