評価:3/5点
SripraphaiはYelpでもNYでベストとの呼び声の高いタイ料理屋なので、だいぶ前に発見してからずっと気になっていた。なにしろアメリカではタイ料理でさえ大味になってしまうので良いタイ料理に出会うことは滅多にない。
一日山歩きをした後、せっかくお腹がすいているのだからと地下鉄7番を降りずにWoodsideまで。目指すSripraphaiは駅から3ブロックほど。店の中と前に待っているらしい客の姿が見えてちょっとがっかり。こんなところまで来て満席だったらバックアップがないしな、と思ったけど待ち時間はわりと短そう。番号札を受け取ってちょっとしたらすぐに順番が回ってきた。
有名店だけあって店内はかなり繁盛している。最近改装したPapacitos同様、隣にあった店を吸収合併して拡張し、今や3軒分のスペースを占めている。厨房からどんどん料理が運ばれ、スタッフも大勢いててきぱきと働いている。ここまでの印象はわりと良い。
席についてバインダー状のメニューに目を通す。なにしろ料理の種類が多いので選ぶのが大変だ。当然ビールを飲みたいのでシンハを注文。料理は悩んだ末に前菜系二皿と主菜一皿、それに餅米という構成にすることにした。
最初、前菜はグリーンマンゴーとシーフードのソムタムとさつま揚げにして、主菜を肉料理にしようか、と話していたのだが、ページを繰っているうちに後ろの方にソフトシェルクラブのページがあることが判明。lulunは直ちに決断を下し、その結果ソムタムはひき肉のヤムに変更に。家でも作れるものだが、それもベンチマークになるしまあいいだろう。
さつま揚げはこぶみかんの葉の風味が強烈だ。確かにさつま揚げなのだが、辛くて色も赤っぽい。付属するタレが甘くてこれもタイらしい。そのままでも良いのだが、このタレを付けると甘くて辛くて実に良い感じになる。
ヤムは注文する時に肉の種類を選べるので、迷わず豚を指定。辛さも訊かれたので当然スパイシーと指示を出した。するとやはり辛い。ビールが進む。これも正直なタイ料理という感じで、驚きがあるというわけではないが堅実で確かなおいしさがある。ひき肉が粗いのも成功の理由の一つだろうか。Won Dee Siamで食べたやつと比較するとこっちの方がややシンプルな感じがする。
本命のソフトシェルクラブは3種類あったが、選んだのはタイバジルを使ったバリエーション。衣を付けて揚げたソフトシェルクラブをニンニク、唐辛子、砂糖やナンプラーで炒め、最後に揚げたタイバジルをばさっと載せてある。この揚げバジルが実に良い感じ。皿としてのまとまりが良くてうまい。
ご飯の種類も確か5〜6種類ほどあったが、今回は王道で餅米。やっぱり餅米はうまい。ヤムなんかと合わせると最高だ。
なにしろ辛いのでビールを追加し、完食したもののもう苦しい。デザートまで行くつもりだったがとんでもない。ココナツ餅米とマンゴーなんていうのもあったんだけど到底無理。
極端ではないがやはりアメリカンサイズなので量的にはこのぐらいが限界。これだけメニューが豊富だと食べたいものが多すぎて、二人だとなかなか消化できないのが悩みだ。どんな気分の時でも何かしら食べたいものがあるというのは嬉しいが。レベルとしてはちゃんとして普通においしいという程度なのだが、NYでこのレベルに達するのは稀なので貴重な存在だ。皿によっても出来不出来や相性というものもあるので、もっと色々食べて掘り下げなければ一概には判断できない。当面はWon Dee Siamと双璧ということになりそうだ。また行かなければ。
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コメント
星ひとつ削減
もはやSripraphaiを上回るタイ料理屋はいっぱいあることがわかった。4つ星から3つ星へ降格。最初はうぶだったから大味じゃないだけで嬉しかったんだなあ。
ヤム対決
このすぐ後にWon Dee Siam IIIに行って同じヤムを食べてみた。結果はWon Dee Siamの圧勝。風味の豊かさが全然違う。エライぞWon Dee Siam。
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