評価:3/5点
スタテン・アイランドの船着き場から殺風景な坂道を下ったところにSanrasa Restaurantはある。ちょうど12時を少し回ったところなので迷わず店に入る。
Staten Island: Sanrasa Restaurant
席に着くと開店は12時半だから少し待ってくれ、と言われる。まあいいか、とビュッフェの用意ができるのをぼんやり眺めながら待つことしばし。当然最初の客なのだが、そうこうしているうちに他の客も入ってくる。わりと繁盛しているようだ。
店内の雰囲気は悪くない。いい匂いがして徐々に壁際に料理が出てくるのを見るとちょっと胸が躍る。お腹もすいてきたことだし。
店主らしき親爺が隅に立ててあるランプの点灯業務を執り行っている。そういえばスリランカで出た会議の冒頭でランプ点灯の儀式があったことを思い出した。
サフランライス、ビーフン、鶏のカレー、マトンのカレー、魚のカレー
12時半になってさあどうぞ、と促されてビュッフェに群がるのはさっきから待っていた客4人。
皿を手にして手前からチェック。まずサフランライスは少量取るとして、次のは明らかにビーフンだがどう見ても中華料理。なんじゃこりゃ?まあ一応味見だ、とごく少量ゲット。
続くのは鶏、マトン、魚のカレーだが、どれも濃い茶色のドロッとしたカレーでよく似ているのがちょっと残念。
続いてあるのが野菜コーナー。茄子、ジャガイモ、ダールなどを少しづつ。
全体的な出来は悪くないが、特に良いわけでもない。特にカレーが見た時の印象通り、あまり特徴がなくつまらない。だが意外な当たりもあった。
まずはこの青菜のみじん切り。鳥の餌のように細かく刻んである。店員に訊くとキャベツだと言う。どう見ても普通のキャベツの色ではないし、味もキャベツとは思えない。が、とてもうまい。Mallumはタブーリみたいなものらしいが、レシピを見るとカレーリーフや鰹節そっくりのモルジブ・フィッシュを入れたりするようだ。気に入ったぞ。
もう一つ気に入ったのが茄子を薄く切って揚げるような感じで炒めたBrinjal Moju。レシピを見るとわりと普通のカレーのようだが、タマネギと茄子をじっくりと炒めるのがポイントだと見た。
ココナツのサンバルもおいしい。まさにスリランカ風ふりかけと言うべきもので、ご飯のお供に最適。
デザートはヨーグルトに多分ヤシ糖蜜をかけたもの。ヤシ糖蜜なるものは初めてだが、パームシュガー大好きなのでこれもとってもおいしい。色々な料理に使えそうだ。
全体としてすごくおいしい店というわけではないが、スリランカ料理入門には最適だ。一巡目は味見に徹し、二巡目に気に入った料理を狙い撃ちするのが正しい。あるいは気に入ったやつを持ち帰りするという手もある。食べている間に常連らしい客が来て大量のおかずを持ち帰りしていた。
まあスタテン・アイランドまで行くことはまずないが、何かのついでがあったら寄ってもいいかな。










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