今日はフレンチクオーターから西の方に行ったお屋敷街 Garden Districtを歩くことに。ニューオリンズの路面電車に初めて乗るというのに、路線図をちゃんと確認せずに停留所に行ったら、Riverfront Streetcar では目的地まで行かず、2回乗り換えなければ駄目だと判明。路線図を確認しないという初歩的なミスをやってしまった。乗り換えずに行くことができるCanal Streetcarの停車場も宿の近くにあったのに。
おかげで、路面電車とは別の線を電車が走るのに出会えたし、乗り換えのシステムも判った(普通は乗車賃1.25ドルを投入するだけ。1.5ドル払うと乗り換えカードが出てきて、2回乗り換えても大丈夫)。
路面電車は観光客の乗車率が高い。観光客が利用するところから復旧を始めたのだろう。運転手は何も判っていない乗客相手の対応を楽しくこなすエンターテイナー。すごい。lulunやkameにはできない仕事だ。
昨日と同様にネットにあったGarden District Walking Tourの案内を読みながらGarden District を歩く。ここは、19世紀半ばから当時の成金たちが大きくてきらびやかなお家を建てた地域。最初は「立派な家!」「すごい!」と言っていたのに、これでもかというほど豪邸が建ち並んでいるので、仕舞いには呆れて笑う気にもならないほど。このエリアの写真ももっとたくさん撮ったような気がするのにと思うほど少なかった。極端に少ないのは辟易してシャッターを押す気にならなかったためかも。豪華だけれど味わいに欠けるということなのだろう。
歩いている途中、Women's Guild の中庭でクリスマス・バザールを催していた。そこに集う奥様たちの数の多さを見て、これの何倍の数の人たちがこの辺りの豪邸にお住まいなのかと思うとなんとも言えない気分に。ニューヨークでも金持ちというのは半端ではないと頻繁に思うけれど、米国の貧富の格差のすさまじさを再確認。
この地区には珍しい集合住宅という説明文のある家のところに行ってみると、そこにも豪邸が。6世帯が住んでいると言っても「集合住宅」の概念が違いすぎる。そして、「建て売り」の概念も違う。
新大陸にやってきて、アイルランドやイタリアからやってきた移民の労働者や奴隷から搾取してこれだけの富を築いた人の数のすごさと、それを支えた搾取された側の労働と数を思うと計り知れない。これがアメリカなんだ。
Garden District 探索の最後は、Lafayette Cemetery No.1。訪れる人の数が全米で2番目に多いお墓(1番はDCのアーリントン墓地)。アメリカには珍しく遺体を地面に埋めないで、地上に収めるタイプ。沖縄のお墓と同じような雰囲気のある墓地だ。ニューオリンズの場合は、街が海抜0メートル以下で満潮時に海水が上がるために土葬は禁じられているとか。お墓の形が家や教会を模倣していることから、City of the Deadとも呼ばれるらしい。
墓地の壁もお墓スペースになっていると驚きながら見学。後で知ったのだが、「お墓」の扉を開けるのは年に一度だけで、その開けたときに既にある遺骨などを奥に押し込んで、新たな遺体を安置する。墓を開けて安置する日まで、遺体は引き出しが並んだような棺桶?の中で待っている。そこで、「しるへらし」が行われているということなのか。墓地の情報もと。
Garden District 歩きのスタート地点に戻って、カフェで飲み物&トイレ休憩。ここはもとアイススケートリンクのあった建物。この辺りはお店が少ないので、地元の人だけでなく観光客も加わり賑わっている。
昼食を食べるために、再び路面電車に乗って移動。路面電車用の空間がゆったりあってよい。停留所近くの木にはおびただしい数のビーズのネックレスがかけてある。
路面電車に乗っていて見つけたクリストがスエーデンをイメージしてお家を包んだような物件を発見。
Warehouse/Art District に移動して Cochon で昼食をとった後、Ogden Museum of Southern Art に。
lulun とkame にとっては、あまり興味のなさそうな展示の多いムージアム。目的は特別展の Walker Evans' Louisiana。政府から依頼されて恐慌とその影響を記録するため撮影をした折りに1936年〜37年にかけてニューオリンズとルイジアナを撮ったもの。Jessica Langeさんのコレクションの中からニューオリンズとルイジアナのプランテーションや土着の建物の写真42枚の展示。当時の様子を垣間見ることのできるおもしろさに加えて、現在との変わらない具合も知ることができた。足を運んでよかった。
Walker Evans 展以外でおもしろかったのは、Dave Andersonさんの One Block: A New Orleans Neighborhood Rebuilds というカトリーナ後の復興の様子を撮った写真展。
Warehouse/Art District からCentral Business Districtを通過しながらFrench Quarter 方向にふらふらと戻る。宿で一休みしてから、夕食を食べに Eat へ。
食後にまともなカクテルを飲もうと、カクテル・スムージー屋でない店に入ってお持ち帰りのカクテルを頼んだ。ところが、選択を誤ったようでカクテル・スムージー屋のものに毛が生えたレベルのものを選んでしまった。おいしいカクテルが飲みたい。kame は昨夜に続いて宿に帰って早々に眠りに落ちてしまった。食事のときのビールとカクテルのダブルパンチがきいたのだろう。特にカクテルはまずいけれど酒はたっぷり入っていて、とにかく酔っぱらいたい人向けの飲み物だから強烈だ。
カクテルを買った店の窓際に座っていたサンタさん。お仕事中にちょっと物優げに通りの喧噪に目をやっていてなかなかよい。
ミシシッピー川の沼地をボートで回ってワニさんたちに会う Swamp Tour ツアーというのがあり、ニューオリンズで行く候補の一つに入れていた。現地に来てから予約を入れようかと考えていたが、家族会議の結果、少々遠くて時間がもったいことと、冬で生物が冬眠したりと見るものが寂しいこととなどの理由にツアー参加中止にした。
今日の歩数:14,176歩



















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