評価:4/5点![]()
川嶋豆腐店はlulunの注目リストに入っていた店だ。というか唐津で具体的に気になっていた店はここだけ。少人数で予約制なので食べられる機会があるかどうかはわからなかったが、あわよくば行ってやろうと考えていたようだ。
駅近くの商店街を歩いていたら突然川嶋豆腐店が現れた。ちょっとお洒落な豆腐屋だが、通販に力を入れているようで店頭の半分は事務所のようになっている。訊いてみると翌朝8時の予約ができるというので、頑張って早起きをして行くことにした。頼んだのは普通の豆腐コースだが、魚などのおかずを追加したコースもある。
実はホテルの朝食ビュッフェでざる豆腐が出ていて、日によっては川嶋豆腐も登場することがあるらしい。でも食べてみたその豆腐はわざわざ食べに行くようなシロモノではないのでkameはちょっと豆腐はどうでもいいかな、という感じになっていたのだ。でも一度本物を食べてみないことには判断のしようがないし、ほかに朝から食べたいものもない。
言われたとおり8時5分前に店に到着。奥のカウンター席のキャパは8名で、lulunとkame以外に4人組みの客が来るらしい。なるほど少人数だ。カウンターの上にはラップをかけたざる豆腐が待っている。
まずはこのざる豆腐に、豆乳、胡麻豆腐、白和え。豆腐は塩か醤油でいただくものだが、醤油はほんの少しでも香りが強くて豆腐に勝ってしまう。醤油は香りを楽しむものなのだということを認識した。食べながらlulunも同じ事を感じていたそうだ。以後kameは塩のみ。
ざる豆腐にしても豆乳にしても臭みがなく豆腐本来の味と香りがしてうまい。並べて比較したわけではないが、湊川の原豆腐店の嵯峨豆腐の方がじんわりと甘味があってうまい気がする。やっぱりあの大豆にはかなわないのか。それでも充分うまい。ざる豆腐はおかわりできるのも嬉しい。
続いて文字通り揚げたての厚揚げ。これも表面がカリッとしてうまいが、当たり前ながら豆腐を揚げただけの味。いやこれで充分うまいんだけど、なんかちょっとだけ拍子抜けの感がある。これもおかわり可。
最後は豆腐入りの麦粥。出汁が良くて少量のワサビが効く。麦のもちっとした食感がいい。漬物だってうまい。
基本は豆腐の良さなのだが、それを引き立たせる料理とプレゼンテーションはかなりハイレベルだ。器にも凝っているらしい。一つ間違えると嫌味になるところだが、その直前で踏みとどまっているあたりは唐津という適度に田舎な土地が幸いしているのだと思う。東京でこれをやったらまず行けないものになるだろう。
沖縄第一ホテルと同様、一度行けばいいという性質のものだが一度は行ってみる価値はある。旅先で川嶋の豆腐を楽しむのもいいが、近所でうまい豆腐屋を探すというのが筋だろう。








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甘いもの
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